日本が誇る純文学の数々には、一度その魅力に惹きつけられたら抜け出せないという人が多いようです。それはまさに、体に染み込んでいくようなイメージではないでしょうか。そんなイメージが形に表れたようなアイテムがヴィレッジヴァンガードから登場しました。それが今回ご紹介する「文芸リボン」。ご覧の通り、太宰治や宮沢賢治といった文学作品が印刷された原稿用紙を、なんとそのまま蝶ネクタイ型のアクセサリーにしたもの。思い切った発想が注目を集めています。見せかけの別の素材などではなく、本物の原稿用紙が使用されているのには驚きです。モチーフになっているのは著作権保護期間の満了した小説ばかりで、印刷後に軟質のラミネートシートや布で加工したものを、手縫いで形を整えてあります。裏側にクリップと回転式ブローチピンがついているので様々なアクセントが楽しめそうですね。制作しているのは個人アクセサリーブランドの「新星急報社」で、