NTTドコモは「iモード」のコンテンツをスマホに移植する。自らマーケットを開設してコンテンツを集め、課金代行もする。だがこうした移行計画には思わぬ死角が隠れている。 「NEXT i プロジェクト」。NTTドコモは今年夏以降、従来型の携帯電話向けにサービスをしていた「iモード」を米グーグルの「アンドロイド」OS(基本ソフト)を使ったスマートフォンに移行させるプロジェクトを発足させ、作業を続けてきた。11月18日には、スマートフォン版iモードとも言える「dメニュー」の配布を開始。着うた、ゲーム、絵文字や電子書籍などのコンテンツのほか、ドコモが手がける動画配信「BeeTV」、ニューステロップを流す「iチャネル」などの移行が済んでいる。 ドコモによると、「これまで利用者がスマートフォンに乗り換える際には、特殊な手続きを踏まない限り契約していたコンテンツが解約されていた。dメニューの開設でiモードコ