ビルコムは11月4日、中国のデジタルマーケティング企業である上海億目広告と経営統合すると発表した。2011年4月以降に上海にビルコムの100%子会社「BILCOM China」を設立し、上海億目広告のデジタルマーケティング事業をBILCOM Chinaに事業譲渡する。 今後は、中国国内のソーシャルメディアを活用したデジタルソリューションの制作や、中国の有力ネットメディアとの独自枠(コンテンツ)の開発を進めていく。さらに国内のEC企業向けに、中国における商品の発注から発送までをトータルに請け負うフルフィメントサービスも提供するという。 今回の経営統合を通じて、「アジアにおけるデジタルコミュニケーションのハブになる」と語るビルコム代表取締役社長の太田滋氏に、統合の背景や日中間の文化の違いなどについて聞いた。 日系企業が中国進出で失敗する2つの理由 太田氏と上海億目広告の法人代表Anthony
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