CSファイナルステージで敗退した巨人は23日、来季のコーチ人事に着手し、前中日二軍監督の川相昌弘氏(46)と、前ソフトバンク編成アドバイザーの森脇浩司氏(50)を招請することを決めた。 両氏ともポストは未定。川相氏は巧守の遊撃手として巨人と中日で活躍。通算533犠打の世界記録を達成し、2006年に引退後は中日の一軍内野守備走塁コーチ、二軍監督を務めて今季で退団した。森脇氏は南海(現ソフトバンク)などで活躍し、引退後はソフトバンクの一軍ヘッドコーチ、二軍監督などを歴任。2006年途中で王貞治監督が休養した際は監督代行も務めた。 巨人は日本一奪回を目指すには現有戦力の底上げ、特に若手野手陣の強化が必要と判断。セ、パの強豪チームでの経験も豊富な両氏をリストアップした。近日中に正式交渉に入る。