11月24日、アレフ(旧オウム真理教)に入信した元妻・九十九美智子さんを包丁で刺したとして、埼玉県警が西村三郎容疑者を殺人未遂容疑で逮捕。女性が死亡したため、殺人容疑に切り替えて取り調べが行われています。報道によると、家族を教団から取り戻したいと考えるあまりの犯行だったようです。 西村容疑者の元妻・九十九さんは、オウム真理教に入信して娘とともに家を出ており、西村容疑者は20年近く、九十九さんや娘を取り戻す活動を続けてきました。2007年には、教団とのやりとりを自費出版の書籍『引き裂かれた二十年-私と五人の子供たち-「鐘の音」』を出版したこともあります。 報道によると、西村容疑者は警察の取り調べに対して「妻を殺せば娘を取り戻せると思った」と供述しているとのことです。事件の3週間前に西村容疑者にインタビューしていたFNNでは、「何年も前から万策尽きています」「肝臓も悪いし、このまま一時期は、命