100億円超のカジノ放蕩が問題となっている“ティッシュ御曹司”こと、大王製紙の井川意高(もとたか)前会長(47)に続き、有名企業の2代目に重大疑惑が浮上した。玩具メーカーのガリバー、バンダイの元会長、山科誠氏(66)が理事長を務める財団のカネを私的に流用した疑いを週刊誌が報じたのだ。山科氏の事業投資の失敗や派手な女性関係についても詳報。新たな創業家スキャンダルに発展するか-。 疑惑を報じたのは、29日発売の「週刊朝日」12月9日号。「バンダイ御曹司がハマッた『愛欲』と『金欲』」とのタイトルで5ページにわたって記事を展開している。 問題になっているのは、バンダイ創業者の山科直治氏が私財を投じて設立し、直治氏の息子である誠氏が理事長を務める「財団法人日本おもちゃ図書館財団」。その財産を誠氏が私的に流用した疑いがあるというのだ。 関係者や内部資料などをもとに《5億円以上のカネが消えた》とし