前に勤めてたど田舎の中小企業の社長のお話。 ある日突然社長が新しく事務員に雇ったといって妙に化粧のケバい20そこそこの女性を連れてきた。 最初の挨拶からなんか社会人ぽくないなと思っていたら、どうも社長がつきあいでよく行くキャバクラの従業員を引き抜いて連れてきたらしい。 仕事ぶりはまあ説明するまでもなく勤め始めた当初はひどいもんで、本人は頑張ってるつもりなのかもしれないけれどもいろいろ作業が雑でこっちは尻拭いでかなり苦労をすることも多かった。 ただその子自体は性根はそれほど悪くなく、話をしてみるとかわいいところもあるなという「頭は軽いけど素直」なタイプらしかった。 この会社に来たのもキャバクラの接客でなんとなく「他にできる仕事もないですし」みたいなこと言ったら社長が勝手に「よっしゃそれじゃ俺が」みたいなふうにして強引に引っ張ったらしかった。 伝聞なんでどこまで本当かはわからないけど、その当時