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ブックマーク / pencroft.hatenablog.com (3)

  • 『八甲田山』で死にゆく我々日本人 - 挑戦者ストロング

    映画専門チャンネルで「八甲田山」。確か20年くらい前に、VHSで観たのが初見と思う。画質は悪く、顔の判別も難しかった。今回のは4Kデジタルリマスター版なので、凄まじくクレイジーな極寒のロケ撮影を堪能した。加山雄三とかいい役で出てたんだな、以前は気づかなかった。 映画史に残るクレイジーロケ 兵隊がバタバタ死んでゆく映画の何が面白いのかと初見時に思った。2021年に再び観て思う、これは「日人」をド真ん中で捉えた映画だったのだ。やはり何が面白いのかとは思うけど。 (★3) 戦前は知らず、戦後の日人はなぜか日人がバタバタと大量死する映画が好きだ。「二百三高地」と「八甲田山」はその典型と思うが、ともに大ヒットしている。みんな観たいのだ、日人がバタバタ死ぬ映画を。「敗戦」が全国民共通の原体験となっているため、大量死が限りない共感を呼ぶのだろうと推測する。 史実は詳しく知らぬが映画によると、

    『八甲田山』で死にゆく我々日本人 - 挑戦者ストロング
    hiruhikoando
    hiruhikoando 2021/03/19
    だから『黒部の太陽』を観た方には『高熱隧道』をお薦めしている。
  • ミルコ小橋さん問題 - 挑戦者ストロング

    ミルコが小橋さんのバーニング・ハンマーを喰らったら死ぬだろ、というのは意見ではない。現実である。ミルコが小橋さんのマシンガンチョップを喰らったら泣いちゃうのも、火を見るより明らかである。はっきり言って、こんな判りきった問題を考察するほどオレは暇ではない。バカにしないでいただきたい。 そんなことよりも考えるべき重要な問題がある。「果たしてミルコは小橋さんのチョップを受けるだろうか?」という疑問だ。いや、オレだってこの十数年間ずっとバカみたいに格闘技を見てきたんだ、受けやしないことは判っている。ミルコはチョップを受けない。たぶんよけて、パンチでも打つんじゃないかな。ワンツーとかいってな。 そこで我々に問われてくる、更に深刻極まりない問題とはこうだ。「小橋さんのチョップをよけるミルコは、いったい強いのだろうか?」 そりゃ強いだろ、という御意見が世の大多数であることは知っている。およそ格闘技という

    ミルコ小橋さん問題 - 挑戦者ストロング
    hiruhikoando
    hiruhikoando 2013/11/28
    これこそが全日イズムだよなあ。そして新日派にとって理解しがたい一部だと思う。
  • 船木誠勝と「タクシー・ドライバー」 - 挑戦者ストロング

    映画と格闘技」を特集したkamiproを読んだ。 kamipro No.149 (エンターブレインムック) 作者:kamipro編集部エンターブレインAmazon中でも船木さんが「タクシー・ドライバー」を語るくだりが、実に興味深かったので御紹介。 (船木) そのあとは海外へ行って帰ってきて、一人暮らしをするようになってから、観てなかったやつをレンタルで借りて観てました。その中で一番影響というか、これは凄いなと思ったのが、デ・ニーロの「タクシー・ドライバー」。あれはちょっと「何かやらなきゃな」っていう気分にさせられました。 (インタビュアー) 具体的にはどんなふうに触発されたんですか? (船木) 身体を鍛えて頭を剃って政治活動を邪魔しにいったり、それで最後に少女を助けるじゃないですか。ああいうのがなんかカッコよく見えたんですね。そんな人生だったらいいなっていう願望じゃないですけど。あれは憧

    船木誠勝と「タクシー・ドライバー」 - 挑戦者ストロング
    hiruhikoando
    hiruhikoando 2010/08/14
    誤読すら船木らしさへと繋がっていくのはある意味で面白いところだろうか。
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