ゴールデンガール フィッシャーは1977年公開の『スター・ウォーズ/新たなる希望』のレイア姫役に抜擢されたことで、一躍大スターになった jpa1999-iStockphoto.com 想像してみてほしい。私はウェストウッドビレッジで『マトリックス』を見ている。主演のキアヌ・リーブスはたくましくて、おしゃれでかっこいい。私は一人。この映画のテレビCMは娘のビリーと一緒に見たのだけれど、ビリーはまだこの映画には幼すぎる。だから私は一人で来た。 ビリーには、昔の『スター・ウォーズ』ぐらいがちょうどいい。ビリーは今でも、「レイアの泡に包まれれば、気分はお姫さま」と書いてある古いせっけんを大切にしている。私の顔がキャップになっているシャンプーの瓶もお気に入りだ。 娘は学校にもレイア姫のキャラクターがあしらわれたファイルを持っていく。それを見ると私は胸が熱くなる。ファイルがぼろぼろになってしまったので