わずか数人のチームで、これまでにないゲーム開発を目指す――。そんなインディーズ(=インディ、独立系)ゲーム開発会社が続々と生まれている。海外では5年ほど前からインディゲーム開発熱が高まっていたが、日本にも今年その波が押し寄せてきた。長年勤務したゲーム会社を飛び出してインディゲーム開発に乗り出す人もいる。ゲーム開発者団体「2Dファンタジスタ」代表の渡辺雅央氏もそんな一人だ。競争の激しいゲーム業界で生き残っていくのは容易なことではないはず。インディゲームの何が開発者を引き付けるのか、その魅力を追った。