経営者と漫画家。畑違いの2人が、「株式投資」をテーマにして相まみえたスペシャル対談。トレーディング好きを自認する、マネックス証券CEOの松本大と、株式投資をテーマにした学園マンガ「インベスターZ」を描く三田紀房。果たしてどのような化学反応が起こるのか。(本対談は、アカデミーヒルズで行われた特別対談「どうすれば日本人は、一流のインベスターになれるのか」を記事化したものです) 外資金融で何をしていたか? 三田:僕、松本さんとお会いするのは初めてなんですが、本当にトレーディングの奥底まで知っていらっしゃるという印象を受けます。そもそもどういう経緯で自ら証券会社を立ち上げたのですか。 松本:大学を卒業して、そのまま外資系投資銀行に入りました。今はもう証券会社名としては残っていないのですが、ソロモン・ブラザーズというところですね。当時は「キング・オブ・ウォールストリート」なんて呼ばれていて、とにかく