犯人が探偵を当てるミステリー スキージャンプ界のエースが毒殺される事件が発生。 鳥人計画 (角川文庫) 新品価格 ¥596から そして犯人は、序盤で明らかになる。 だが、警察は全く犯人の目星をつけることができない。 この話が面白いのはここから。 しばらくして、警察に密告状が届く。 そこには犯人の名前が。 犯人は逮捕され、留置場の中で推理する。 誰が気づいたのか、誰が探偵なのか。 探偵が犯人を追い詰めるというストーリーとは全く違う視点からの展開。 新鮮で、かつ犯人の焦りも伝わってくる。 ただ、この話はこれで終わらない。 事件の背後には、タイトルに冠する鳥人計画が存在する。 ミステリーだけではない、科学とスポーツの間に問題を投げかける作品でもある。 スポーツはどこまで科学に頼るべきなのか 「科学力を駆使した勝利よりも、人間らしさを追究した敗北のほうが価値があるとおっしゃるのですか」 スポーツ界
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