使用が始まった羽田空港の新国際線旅客ターミナルには旅客機が並んでいた=21日午前5時36分、朝日新聞社ヘリから、上田潤撮影 羽田空港(東京都大田区)の新しい国際線旅客ターミナルビルと4本目の滑走路(D滑走路、2500メートル)が21日、オープンした。ビルの出発・到着ゲートでは航空会社などのセレモニーが相次ぎ、本格的な再国際化を祝った。 午前5時41分、細かい雨が降る中、全日空の香港便(乗客202人)が到着。世界初の段差のない搭乗橋が機体に取り付けられ、客室乗務員らが「祝 羽田空港新国際線ターミナル初便」と書かれた横断幕で乗客を出迎えた。 31日からは定期便の就航が始まり、来年2月までに海外17都市と結ばれる。都心まで最速13分で結ぶ東京モノレールと京急電鉄の新駅も開業した。