Maker Faireのいいところは、誰よりも早く新しい技術が見られる点にある。2015年、ニューヨークのWorld Maker Faireで、Olo Printerというデバイスのコンセプトが発表されて話題を呼んだ。スマホの画面の光を使ってレジンで3Dプリントをするというアイデアだ。その翌年、その企業がKickstarterキャンペーンを立ち上げ、99ドルで発売予定のそのプリンターに、16,000人のバッカーから230万ドルの資金を集めることに成功した。そしてその名称をOloからOnoに変更した。 特に3Dプリンター関連のKickstarterキャンペーンは、詳細がわからないものや出荷が遅れるものが多く、評判があまり良くない。Onoにも同様の問題があり、出荷時期が変更になったり、資金調達を繰り返すといった様子から、その技術はまやかしではないかとの疑いの声も上がっていた。 そうした疑念を抱
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