6月5日に安倍首相が発表した成長戦略の中に、サプリメントなどの健康食品や農産物などで健康への効能・効果を表示することを認める方針が盛り込まれました。食品は医薬品とは異なることから、これまで効果を示してもいいのは特定保健用食品(通称・トクホ)や栄養機能食品に限られていましたが、来年度中には現行の規制が大きく緩和される見通しです。 疲労回復などの生理機能 現在、トクホや栄養機能食品は、健康増進法に規定された保健機能食品として「食品の機能性表示」が認められています。機能性表示とは、食品のもつ栄養機能(生命維持に必要な栄養を与える)、嗜好性(五感を介して美味しさを与える)、生理機能(疲労回復などを促し病気を予防する)の3つの機能のうち、特に3番目の生理機能について、その食品がどのような働きをするのかを、商品に表示したり、広告でアピールしたりすることです。 たとえば、お茶に含まれるカテキンは体脂肪を
![健康食品の「機能性表示」解禁へ――トクホ並みに?(THE PAGE) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/742acacbdbf45e4b8d742f7f8ab59e5ff9826eec/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2Fdefault.jpg%3Fexp%3D10800)