■24日から日本で企業誘致活動 中国政府が、インターネット上に世界最大規模の3次元仮想空間を構築する。高い娯楽性で大量の個人利用者を集めるとともに、仮想空間での利用者の活動をマーケティングなど現実の経済活動に活用できるビジネスモデルを売り物に、日本や欧米の企業を誘致する。将来は電子商取引で欧米企業をしのぐ一大拠点に育成する計画だ。関係者らが今月下旬に来日し、日本企業にも参加を呼びかける。 仮想空間は、中国政府の第11次5カ年計画(2006〜10年)に建設方針が盛り込まれた北京五輪会場敷地内の商業・娯楽複合施設、「サイバー・リクリエーション街区(CRD)」と一体化した事業として2008年7月以降に本格始動するとみられている。 仮想空間の運営主体である国営企業、北京サイバー・リクリエーション街区開発(BCRD=北京)は先週から米国、台湾、豪州で企業向け説明会を開催しており、日本でも24日