今月8日宮崎県沖で起きたマグニチュード7.1の地震で発表された、南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」。初めて出された情報の意味や影響と今後について考えます。
| トップページ | 次の記事 >> 2007年09月20日 (木)おはようコラム 「グラッときたら まず身の安全」 (キャスター) 家庭で火を使っているときに大きな地震に見舞われたら、どう行動したらいいでしょう? これまで“火の始末”と“身の安全の確保”のいずれも大切と言われてきましたが、 東京消防庁では、今後は“まず身の安全”を優先するよう呼びかけ方を変えることにしました。 山﨑解説委員に聞きます。 Q1:どういうことですか? 揺れている最中に火の始末をして火傷をする人が多くなっているからです。 今年の7月に起きた新潟県中越沖地震で、 地震が発生した時に火を使っていた家庭が いつ火を消したかを、東京消防庁が調べたところ、 「揺れを感じたとき」が37%、 揺れている最中が14%となって、 全体の半分が大きな揺れの中で、 大慌てで火を消していることがわかりました。 し
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年08月31日 (金)災害時、高齢者・障害者の支援対策は あす、9月1日は防災の日です。最近日本では、水害や地震など大きな災害が起きるたびに、高齢者が犠牲となり、災害時に高齢者・障害者の避難を支援することが課題となっていますが、個人情報保護法への誤解が壁となって、地域の体制づくりは遅れています。 この問題について、南 直樹(みなみ なおき)解説委員にききます。 このことを、あらためて教えているのは、今回の新潟県中越沖地震の際の、柏崎市のケースです。 柏崎市では、3年前の新潟豪雨や、新潟県中越地震で被害を受けた経験を踏まえて、今年3月に「災害時要援護者」の名簿を作成しました。これは災害が起きたときに自力での避難が難しい高齢者などのリストを予め作っておいて、安否確認や避難支援に役立てるものです。 ところが、名簿は、市役所の担
災害医療ではトリアージが行なわれます。トリアージについては5/1にトリアージのお話としてエントリーしましたので御参照ください。もちろん今回の地震でも行なわざるを得ない状況に陥っています。このトリアージに関する記事が7/17付の産経新聞に掲載されています。ssd様が取り上げられていますが、私も取り上げたいと思います。 トリアージの難しさ 病院が二転三転、女性死亡 「救急車が来られない」「受け入れる病院がない」。柏崎市に隣接する刈羽村の倒壊した家屋から救助された五十嵐キヨさん(79)は、受け入れ先の病院が二転三転し、ひん死の状態で救助されてから約1時間後に病院に収容されたが、死亡した。災害時にどの患者を優先的に病院に収容するかという「トリアージ」の難しさを突き付けた。 地震で五十嵐さん方2階建て家屋は1階部分が完全に押しつぶされた。「キヨさんがいない」。近所の人たちは五十嵐さんがよく行く畑など
新潟県中越沖地震でのライフライン寸断と利害関係者の動き 大型台風が過ぎ去り、久しぶりに青空が戻った三連休の最終日、朝の10時過ぎに中越沖地震が発生した。震度6強。東京でも嫌な揺れが続いた。テレビの速報は、東京で大きな揺れを感じる約3分前に、新潟県中越沖での地震を示していた。 冒頭、この地震によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された多くの方々にお見舞いを申し上げる。 筆者は、祭日の予定を放り出して、地震発生直後の被害状況、主要組織の動き、マスコミの取材などのトレースを、スタッフとともに始めた。 今回の地震は、時間経過とともに、被害の広がりを見せた。注目すべき点としては、負傷の原因の多くは、家具の転倒や店舗陳列商品の落下であったこと、ライフラインの寸断により一部地域では全世帯の緊急避難が勧告されたこと、原発における火災と微量の放射性物質を含む水漏れ、救援物資の配布
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