米証券大手のメリルリンチなどは2007年10月18日、100万ドル(約1億1,600万円)以上の金融資産を持つ日本国内の富裕層が米国に次いで世界2位の147万人に達した、とする調査結果を発表した。アジア全体の富裕層人口を見ると、日本はその約6割を占めた。しかし、増加率はインド20.5%、中国7.8%と日本の5.1%を大きく上回っており、経済成長が著しい中国、インドなどが追い上げている。 なお、世界全体の富裕層は、新興国の急成長を背景に8.3%増えて950万人。その中で、アジア全体の富裕層は、06年1年間で8.6%、約20万人増え、260万人となった。