戦後初の独立系生命保険会社であり、ネット生保トップシェア・ライフネット生命保険の設立メンバーであり、同社副社長を務める岩瀬大輔氏が7月に上梓した、『入社10年目の羅針盤』が売れている。 出版からわずか1カ月で5万部を突破し、 「できない仕事は、『借りる力』で解決せよ」 「仕事を楽しそうにしている人の秘密」 など、自身の経験を踏まえた実践的な内容が満載の本書を、「入社10年目の部下」に読ませるために購入する管理職も多いという。 そんな岩瀬氏が“意外にも”今回対談相手として選んだのは、以前から親交のあるネットニュース編集者で、『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)などの著書を持つ中川淳一郎氏だ。 「実は今日は中川さんに相談がありまして……」という岩瀬氏の言葉から始まった今回の対談で、 「どうすれば仕事が楽しくなるのか?」 「とりあえず黙って黙々とやることの大切さ」 「意識が高いことによる弊