左より『光のノスタルジア』『ノーカントリー』『フレンチアルプスで起きたこと』 アメリカの「ニューヨーク・タイムズ」紙の企画で、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、ソフィア・コッポラ、アレックス・ギブニー、アントワーン・フークア、ポール・フェイグ、ブレット・ラトナーという6名の監督が選ぶ「21世紀のフェイバリット映画」が6月9日に発表された。それぞれの監督が、2000年以後に公開されたお気に入りの映画についてコメントを寄せている。 現在『メッセージ』が公開中のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、2007年に公開された『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(ポール・トーマス・アンダーソン監督)『ノーカントリー』(ジョエル&イーサン・コーエン監督)の2作を「公開当時から現在まで影響を受け続けている」と明かしている。 『The Beguiled』(今冬日本公開)で第70回カンヌ国際映画祭の監督賞を受賞したソフィア・コッポラ監