バンドは生き物だ、なんてよく言われる 人間の集まりである以上、確かにそういう性質がある それに則ってバンドを生き物にたとえてみれば 相対性理論は多くのリスナーの手の中で気づかぬうちに死体になっていた 生きていた頃の相対性理論を聴きながら話を聞いてほしい まずバンドの概要 ボーカルやくしまるえつこの過剰すぎるほど乙女を感じさせる歌唱法に それに負けないほど乙女で不可解な歌詞が乗り クリーンギターとリズム隊の複雑、しかしキャッチーに絡み合ったサウンドが取り囲む 非常に独自性の強い、他のバンドとは違った空気を放っていたバンド それが相対性理論だった 死んでいたのだ相対性理論は アルバムシンクロニシティーンから3年間のあいだに 明確にバンドの生命が絶えたのはベースシスト真部脩一、ドラマー西浦謙助の脱退が発表された2012年の6月だ 特にベーシストの真部はバンド内の作詞作曲を手掛けていた 作曲と一口
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