【カイロ時事】シリア反体制派は12日、AFP通信に対し、政府軍が先月に1カ月近く攻撃を続けた中部ホムスで、女性や子供47人の遺体が見つかったことを明らかにした。ナイフでのどが切り裂かれたり、体を刺されたりしており、同派は「虐殺」と主張している。 47人は、反体制派の拠点であるホムスのカラムザイトゥーン地区などで殺害されたといい、頭部を強打された子供の遺体やバラバラにされた少女の遺体もあった。殺害される前に暴行された女性もいたという。 【関連記事】 〔写真特集〕シリア政変〜全土が内乱状態に〜 危機打開へ具体案提示=シリア大統領と再会談 ロ外相、内政干渉を拒否=アラブ連盟会合に参加 反体制派との対話拒否=アナン特使が調停 シリアに200万ドル人道援助=中国