参院選神奈川選挙区で、立憲民主党が公認候補2人のうち、宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員で新人の水野素子氏(52)に支援を集中させる方針を示したことを受け、同じく同党新人で前県議の寺崎雄介氏(50)は6日、県庁で会見し、「まっとうな政治を実現するために最後まで戦い、勝ち抜く思いは全く変わっていない」と訴えた。 党方針を巡っては、4日に西村智奈美幹事長が県連幹部に対し「今後は党の主力を水野氏に寄せ、確実に当選を図る」と伝えた。当選の可能性がより高いと判断し、党幹部らが県内入りした際の応援は水野氏に限定するという。 会見には支援する国会議員らが同席。寺崎氏は、選挙戦終盤に入って党方針が示されたことについて「強い憤りを感じる。支援者に申し訳なく、(党本部に)猛省を促したい」と批判。選挙戦への影響については「目の前の有権者と触れ合うことを徹底していく。全く影響はない」と力を込めた。 西村幹事長は