「人生のクラブ」アトレティコをたった1人で変えた男――。シメオネが語る“良い選手の条件”/独占インタビュー 2000年代前半から2010年代前半まで、アトレティコ・マドリーは苦しんでいた。 1999-2000シーズンは19位でリーグ戦を終え、2部に降格の憂き目に合う。1年での昇格が叶わず、2年間2部時代を過ごす暗黒期を迎えた。2002年の1部昇格以降も数年間は優勝争いは愚かトップ4フィニッシュもままならず。チームの絶対的なアイドルであった下部組織出身のフェルナンド・トーレスが2007年に去り、翌シーズンから2季連続で4位で終えたが、2009-10シーズンは9位と低迷。故ヘスス・ヒル前会長が残した多額の負債にも悩まされてきた。 世界の高給取り監督ランキング! ペップとモウリーニョを抑えた首位はあのお騒がせの名将 しかし2011年12月、たった1人の男の就任ですべてが変わる。 現役時代に7年間