<シリーズ 飽くなき真実の追求> 無実の自白 ~えん罪はなぜ起きたのか~ 前編 2011年7月18日 月曜深夜[火曜午前 0:00~0:50] 1997年にアメリカ・バージニア州で強姦殺人事件が起きた。逮捕されたのは新婚11日目のダニエル・ウィリアム。身に覚えの無い罪で逮捕されたダニエルは、「だいじょうぶ。すぐに帰ってくるから」と新妻に告げて警察に向かった。 しかしダニエルは“自白”してしまう。「狭い尋問室に閉じこめられ、“嘘つき”と大声でなじられる。そんな尋問が何日も続いた」とダニエルは言う。そして「証拠が出てくれば無罪は証明できる」と思い、警察の説を認めてしまう。 ダニエルの思惑通り、現場の状況はダニエルの自白と矛盾するものばかりだった。DNA鑑定でもダニエルは不適合。すると警察は複数犯人説を唱え始め、ダニエルの友人を逮捕。同じような尋問で自白を迫り、またしてもウソの自白を得る。結局、