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  • 汲古選書79 「她」という字の文化史 - 株式会社汲古書院      古典・学術図書出版

    語版序文 導入:〈她〉という字と「文化史的出来事」 第1章 “she”の翻訳の困難――ヨーロッパ言語との接触後に現れた新しい問題 1、“she”の中国語翻訳の困難の出現 2、『文法初階』の独創的翻訳とその限界 第2章 〈她〉という字の誕生と〈他女〉、〈女它〉 ――『新青年』の編集者による早期の協議と試み 1、〈女它〉という字の考案と、それに先立って流行した「他女」 2、“she”の翻訳方法に関する銭玄同と周作人の初期の討論 第3章 1920年4月以前の〈她〉という字の早期使用についての考察 ――文学の角度からの追跡 1、康白情と兪平伯、及び新文学における〈她〉という字の導入 2、詩における最初の〈她〉の導入、及び早期のいくつかの用例 第4章 〈她〉の存廃をめぐる論争、〈她〉と〈伊〉の競合 ――言葉を選ぶ者と選ばれる言葉 1、〈她〉という新たな字は廃止されるべきか 2、〈她〉と〈伊〉の競

  • 朝鮮漢字音研究 - 株式会社汲古書院      古典・学術図書出版

    【福井 玲 序より】 伊藤智ゆきさんの 『朝鮮漢字音研究』 が上梓されることになったことを感謝します。 書は東京大学大学院人文社会系研究科に提出された博士論文をもとにしており、 その完成直後から、 閲覧と出版物としての公刊を希望する研究者が国内外であとを絶ちませんでした。 先行研究として朝鮮語学の大先輩である河野六郎先生の代表作 『朝鮮漢字音の研究』 があり、 後発の研究としてはその結論や個々の論点において、 異なった見解を打ち出す必要があります。 伊藤さんと河野六郎先生の研究を比べて、 結論に違いをもたらした要因にはさまざまなものがありますが、 重要な点の1つは、 朝鮮漢字音の資料として河野六郎先生の時代には閲覧できなかった新しい資料が発見され利用されるようになっていた、 ということがあげられます。 こうした資料について伊藤さんは書誌学的に、 また異が存在する場合はそれらの間での校合

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