今は東京の地、江戸に幕府が置かれた時代、16世紀末~19世紀半ばの様子を展示しています。日本と外国との交流、都市江戸の社会と文化、旅行と物の流通、村の様子などについて紹介します。 ①国際社会のなかの近世日本 近世日本は、「鎖国」をしていたと思われがちですが、東アジアのなかで孤立していたわけではありません。中国との正式な外交関係はありませんでしたが、長崎でオランダとともに通商関係をもち(長崎口)、朝鮮・琉球とはそれぞれ対馬藩・薩摩藩を介して外交関係をもち(対馬口・薩摩口)、アイヌの人びととは松前藩を介して通商関係をもっており(松前口)、この四つの出入り口で、人やものや情報が行き来し、国際社会に開かれていました。展示では、四つの出入り口をそれぞれとりあげて、具体的な交流の様子をみていきます。
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