本書は、朝鮮・満洲・樺太・台湾・南洋を舞台として複雑に展開された《人口移動》の諸相を、植民地という地政学的な支配の構造が様々な要因やベクトルと互いにどのように関連しているのか、国際社会学的視野から総体として捉えようとしたものである。 【目次】 <序> 日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学をめざして(蘭 信三) ■第1部■朝鮮 総説 外村 大 第1章 日本帝国の渡航管理と朝鮮人の密航(外村 大) 第2章 朝鮮における日本人農業移住の空間展開(轟 博志) 第3章 解放直後・済州島の人びとの移動と生活史(伊地知紀子+村上尚子) 第4章 アメリカ占領下における朝鮮人「不法入国者」の認定と植民地主義(福本 拓) 研究ノート 朝鮮人の満洲移住(田中隆一) 研究紹介 在阪朝鮮人の生活と帝国主義(李 洪章) 研究紹介 帝国黎明期の在朝日本人(木下 昭) ■第2部■満洲 総説 上田貴子 第5章 満洲農業移民
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く