「内部統制報告制度に関する…：金融庁
英語版はこちら 平成20年３月11日 金融庁 「内部統制報告制度に関する11の誤解」等の公表について 平成20年４月１日以後開始する事業年度から導入されます内部統制報告制度は、企業等に過度のコスト負担をかけることなく、効率性と有効性のバランスをとりながら整備することを目指しています。 しかしながら、実務の現場では、一部に過度に保守的な対応が行われているとも言われております。金融庁では、そうした指摘も踏まえ「内部統制報告制度に関する11の誤解」を公表し、改めて制度の意図を説明することといたしました。 また、併せて、内部統制報告制度の円滑な実施に向けた行政の対応を公表することとしました。
業務プロセスの内部統制（1） 内部統制 研究室 トーマツ企業リスク研究所
主に米国企業改革法への対応プロジェクトに取り組んでいる担当者として、業務プロセスの内部統制についてお話させていただこうと思います。また筆者のもう一つの専門がERPシステム（基幹系統合パッケージシステム）、特にSAP R/3ですので、情報システムが業務プロセスの内部統制に与える影響についても随時コメントさせていただきます。なお、本稿の意見に関わる記述は、私見ですのでご了解下さい。 第１話では、まず内部統制におけるいくつかの重要なコンセプトをご紹介したいと思います。その後はさまざまな業務プロセスを取り上げて、それぞれの業務プロセスにおける内部統制を考えていく予定です。 １．予防的統制と発見的統制 内部統制とは何か？ 思いきって一言で、内部統制とは「会社の管理がしっかりしているかどうか」であると言ってよいと思います。では、業務プロセスの内部統制とは何か？ 業務プロセスというのは
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