Nintendo Switchにおける、いわゆる“Joy-Conドリフト”問題において、また新たな動きがあったようだ。Joy-Conドリフトとは、アナログスティックに触れていないのに勝手にスティック操作がおこなわれる現象のこと。操作中であっても意図しない方向への入力がおこなわれゲームプレイに支障をきたす。内部パーツの何らかの不具合が原因と思われるが、アメリカでは集団訴訟が起こっており、その内のひとつについて進捗があった。 その裁判は、Zachary Vergara氏を代表とする集団訴訟で、米国任天堂を相手取ってイリノイ州北部地区連邦地方裁判所にて2019年8月に訴えていた。原告はJoy-Conドリフトを製品の欠陥によるものであると主張。米国任天堂はその欠陥を認識していながら、消費者にそれを開示することなく、また改善のための実質的な措置も講じてこなかったとし、これは消費者保護法違反・保証違反