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童話と本に関するhizkiのブックマーク (1)

  • 『麦ふみクーツェ』 いしいしんじ

    童話のようで、童話でない物語 わたしにとって、はじめてのいしいしんじ作品です。 童話のようで童話でない、不思議でちょっと切ないお話でした。 いままで読んだことのないような、それでいてどこか懐かしいような舞台の世界。そして、主人公のまわりのユーモラスで優しい人々。 物語の前半部分は吹奏楽のコンクールで優勝して楽しいのですが、町に不思議なネズミの雨が降ったおかげで、町の様子がおかしくなったってしまいます。 そして「ねこ」は進学した音楽学校になじめず、悲しい思いをします。 また、故郷に現れたセールスマンが町の人々をだましてしまうなど辛いことも多く、読んでいて切なくなりました。 へんてこで優しい人々 「ねこ」はある時、蝶の刺青をしている盲目の「ちょうちょおじさん」に出会います。おじさんは友達の名チェリストの「先生」や、先生の娘の「みどりいろ」を紹介してくれます。 ほかにも、「先生」がチェロを弾きに

    『麦ふみクーツェ』 いしいしんじ
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