ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (3)

  • そして誰も貸さなくなった・・・ この国から消える「零細企業金融」 | JBpress (ジェイビープレス)

    「中小企業が資金繰りに困っている」という問題がクローズアップされている。日銀短観の結果などからもその傾向が見て取れるのだが、金融機関の現場は少し違う感覚を持っているようだ。 例えば、政府系金融機関が統合した日政策金融公庫。旧中小企業金融公庫から業務を引き継いだ中小企業事業ではさほど感じていないようだが、前身が旧国民金融公庫である国民生活事業では引き合いが多いらしい。またこの不況下で倒産件数は増えているが、負債総額は増えていない。倒産の小口化が進んでいるようだ(帝国データバンク)。 つまり、現在資金繰りに困っているのは主に零細企業や個人商店なのである。こうした人たちの資金繰りが悪化しているのは、金融市場がリーマン・ショック以降に逼迫したからではない。景気が悪くなって売上高が落ち込み、運転資金に困ってきたためだ。それなら、この問題に対する即効薬は資金繰り支援ではなく、「景気回復」であることは

    そして誰も貸さなくなった・・・ この国から消える「零細企業金融」 | JBpress (ジェイビープレス)
    hizzz
    hizzz 2009/11/18
    この先の改正貸金業法の総量規制実施で、無担保の「つなぎ融資」もたたれるだろうよ。>帳簿・申告上「赤字」で回しとくのがデフォだった零細・個人事業主経営の死活問題
  • 中東に目を向けるトルコ  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2009年10月31日号) 欧州の煮え切らない態度に不満を募らせるトルコは、アラブの近隣諸国との長年にわたる対立から脱却しようとしている。 トルコ人が中央アジアからアナトリアへ移り住み、中東に足を踏み入れてから1000年が経つ。そのうち500年にわたり、彼らは中東の大部分を支配した。 ところが、オスマン帝国が衰退し、1923年にトルコ共和国が誕生すると、トルコ人はかつての領土に背を向け、欧州志向を強めた。その後、米ソが冷戦に入ると、トルコは米国と緊密な関係を築いた。 そのトルコ人が今、貿易業者や外交官といった物柔らかな姿で中東に戻って来た。地理的な近さやトルコ経済の力強さ、何十年も世俗主義を強いられたことから来るトルコ国内でのイスラム意識の復興、欧州連合(EU)加盟の交渉が停滞していることに対する不満を考えると、これは当然の成り行きと言える。 実際、トルコによる中東への

    hizzz
    hizzz 2009/11/03
    クルド人政策と東方シフト。西側を向いた商業と学問の中心地イスタンブールではなく、アナトリアに根差し、内面のイスラム性を自覚するエリート文民層に穏やかな権力移転
  • 東欧問題:EUを崩壊させかねない勘定書  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2009年2月28日号) 東欧が沈むようなことがあれば、欧州連合(EU)が道連れになる可能性がある。 急落する為替レート、巨額の経常赤字、恐ろしいほどの外貨建て債務、そして深刻な景気後退――。いずれも、1980年代、1990年代に遠く離れた第3世界の債務危機を生んだ材料のように聞こえる。 しかし欧州では、混乱がずっと身近なところで発生した。今やその多くが欧州連合(EU)に加盟している東欧諸国である。結果として、EUの先輩格の国々が後片付けの勘定を支払わされることになるだろう。 自らも深刻な景気後退に直面する西欧諸国の多くの人は、そのような尻拭いをひどく不公平なことだと感じるに違いない。 東欧諸国はこれまで、外国からの投資と西側並みの生活水準に対する欲求、それに大半の国が遠からず欧州の単一通貨ユーロに参加できるとの期待を原動力に、派手な宴に興じてきた。 批判的な

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