カリフォルニア州マウンテンビュー発--Mozilla Messagingは、その存在のほぼすべてについて、電子メールソフトウェア「Thunderbird」で知られている。同ソフトウェアには、ユーザーのコンピュータ利用の中心にあるのはPCだという伝統的な見方がある。 だが、このところ、Mozilla Foundationの子会社である同社が扱う対象は、ユーザーのデスクの下やひざの上にあるコンピュータという枠を越えて拡大している。短期的には、新しい「Thunderbird 3」でウェブとの連携強化が図られる。そして、より長いスパンで見ると、「Raindrop」プロジェクトがユーザーの受信トレイをクラウドにまで移行する可能性を秘めている。 「われわれにとって、Thunderbirdがあるということは本当に重要だ。同時に、そのシナリオによって視野が狭くならないようにすることも重要だ」とMozill
![「Thunderbird 3」はウェブとの統合を強化--クラウドへ向かうMozilla Messaging](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/771426589c9e1ed3a5de835e6788d19031a233cb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F11%2F94c9f86414a42cc6dc708f57bfc26461%2Fstory_media%2F20403204%2F110509_david_ascher.jpg)