2012年6月24日のブックマーク (2件)

  • ダークナイト - 2008-08-25 - HELLOGOODBYE

    俺はただジョーカーはセクシーと言いたかっただけ。 『ダークナイト』 監督:クリストファー・ノーラン 出演:クリスチャン・ベール ヒース・レジャー アーロン・エッカート たとえば、ジョーカーの迫る選択をシリアスに受け止めてしまうことが、至極当然にこの映画について語るべきこととして直結しているような気がするが、当にそうだろうか。 この映画は、バットマンとジョーカー、ダークナイトと光の騎士、いろいろな「対」を見て取れるけど、一番俺が「対」を感じたのがハービー・デントとジョーカーであった。この2人はまさしくバットマンの息子である。そもそもジョーカーは混乱の象徴たりえてるかもしれないが、絶対悪というにはその悪意の矛先はバットマンに依り過ぎているような。というか完全に対バットマンである。ジョーカーの銀行強盗以降の犯罪というのは、街の人々に「見られる」ことで成立している。そして何故街の人々がその犯罪を

    ダークナイト - 2008-08-25 - HELLOGOODBYE
  • 2008-10-03

    「ダークナイト」より「バットマン・リターンズ」のほうが好きだ、という気持ちはわからんでもない。ていうか自分のなかにもその気持ちは確実にある。 しかし「リターンズ」が疎外者(フリークス)に注ぐ優しい、共感を込めた視点は、それを拠り所にした現実の疎外者に逃げ場所を与えてしまう、いわば言い訳を用意してしまうという結果を引き起こしかねない。実際、バートンの持つファンタジーは「慰め」が転じた「癒し」としての逃避を多くの人間(俺含む)に与えているのではないだろうか。その極限に待っているのは例の「そのままのきみでいいんだよ」というひと言だ。 映画そのものが現実逃避なのだから、それの何が悪い、と言えばどこも悪くはない。 悪くはない、のだけれど。 しかし、9.11の後、いや、それ以前から視えていたこの残酷な混沌に対し、腹を括って理詰めで「これこれこういうことなので、どこにも逃げ場はありません」と言ってしまっ

    2008-10-03
    hke1120
    hke1120 2012/06/24