ブックマーク / d.hatena.ne.jp/hana53 (3)

  • Gran Trino and The Friends - 帰ってきたハナログ

    以下、『夏の庭―The Friends』と『グラン・トリノ』の結末に触れています。 湯香樹実の小説『夏の庭―The Friends』で、「死」への恐怖と好奇心をともに克服するべく、近所でひとり暮らしの老人の家に張り付いて、その死にざまを見届けようと「観察」を続ける三人組の小学生と、老人との間に人間的な交流らしきものが芽生える最初のきっかけは、コンビニ弁当ばかりの老人の生活を気に掛けた魚屋の息子の山下が、「おじいさんにべさせるのはどうかな、なんて思って」と、家から売物の刺身一皿をくすねてきたことでした。  山下は、玄関の扉をじいっと見た。それからぼくの顔を見て、うん、とうなずくと、おそるおそるブロック塀の切れ目から、玄関の前の端の欠けた敷石に手を伸ばして、そおっと皿を置いた。そしてぼくたちのほうを向いた。ぼくと河辺が、声を出さずに「行け、行け!」と手を大きくふって合図すると、やつはまた

    hke1120
    hke1120 2009/05/18
  • 一年半ぶり映画デイト - 帰ってきたハナログ

    文字通り血反吐を吐きつつ取り組んでいたプロジェクトが土壇場でいきなり頓挫…… ……なんてことにはもう慣れっこなので、悲憤慷慨もそこそこに、AoVA氏とおててつないで一年半ぶりの映画館デイトは『グラン・トリノ』。前回は確か難波で『スウィーニー・トッド』観て蓬莱の豚まんべた。ウマかった。 終映後、その辺でアイスなどしつつ、「いや、いい映画なんだろうとは思うんだが、デイトムービーとしては今ひとつ高揚感が足りないというか……、そういえば『少林サッカー』、あれは良かったなあ」「『少林サッカー』みたいなのはめったにないですよ」「そうか」―などと、その筋の方が聞いたら背後からメッタ刺しにされそうな会話をしておりました。いざメッタ刺しにされたらどうするか、「これが吾輩の業であるからして仕方がない。許せよ」とエラそうに謝ってばったり倒れてみるか、しかし、たまの休みのエンターテインメントとして楽しく気分よ

  • 子連れ研究者・けんぜんいちにょ - 帰ってきたハナログ

    hke1120
    hke1120 2008/10/30
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