http://www.youtube.com/watch?v=OYf9PZmuXsM 金井美恵子先生が「立川談志」の悪口を言いながら、それを「たちかわだんし」と読み違えたり、落語と歌舞伎を混同したりしていて、まあ金井先生は落語や歌舞伎のことはほとんど知らないだろうなと思いつつ、それで谷崎先生の模倣の『恋愛太平記』を書いたりするのはやっぱりまずいだろうと思う。それにしても朝吹のお嬢さんは、丸谷才一に褒められつつその丸谷を罵倒する佐々木中からも褒められたり、島田雅彦の陰謀、じゃない協力?があって受賞したのを島田の天敵の金井先生とも対談したり、まるで二人の母から手を引っ張られる子供のようで、先に手を放したほうが実の母、というのはこの場合も言えるのじゃないか、などと思う。先日大宅文庫で見た『小説新潮』に「初対面」というグラビアがあり、有馬頼義と朝吹登水子が写っていたのだがそれが真理子によく似ていて