球春到来という感じですね! 16日から始まったWBCの日本代表候補合宿。合宿の地・宮崎には、イチロー・松坂・ダルビッシュら綺羅星の如き野球人たちが集結しました。公開練習に4万人の観衆、500人の報道陣が集まったという話を聞くだけでも、彼らへの期待の大きさがうかがわれるというもの。北京のリベンジ、あの歓喜の再現、世界一の証明、彼らに課せられた命題は困難なものですが、彼らはそれを受け止められるだけの男たちのはず。WBCという夢の時間を待ちきれず、すでに僕の胸も高鳴り始めています。 そんな中、WBCの重力に心を縛られ、2006年からまるで進歩していないと評判のあの男も、宮崎でもっさりと始動していた模様。 その男とは、ハマのホームランアーティストと呼ばれたことも忘れられつつある、福岡の傷病兵・多村仁さん。昨年は足の骨折で長期欠場を余儀無くされ、39試合出場3本塁打にとどまるなど不振を極めた多