爆発的広がりを見せるソーシャル・メディア(前編):中身の無いコミュニケーションがなぜ若者に広がっているのか? ソーシャル・メディアと総称されるITツールが,昨今,爆発的な広がりを見せている。Wikipediaによればソーシャル・メディアとは,多数の人々が様々なコンテンツや意見,経験などを共有するためのツールのこと。そこにはWikipedia自身やブログ,SNS,あるいは動画共有のYouTubeや写真共有のFlickr,仮想世界のSecond Lifeなど多種多様なサービスが含まれる。しかし最近では,あまりの拡大の速さに,その目的が従来の尺度では測りきれないツールも登場している。中でも今回紹介する「Twitter」とリアルタイム日記は,不可解と思われるほど意味のない書き込みの連続だ。前編では,それらの実態を見た上で,無意味さの持つ意味を考えてみよう。 「一体,こんなものを何に使うのだろう」―
2007年7月10日は,おそらく特別な日として記憶されることになるでしょう。時事通信社の編集委員,湯川鶴章さんが企画したセミナーは衝撃的でさえありました。テーマは「爆発するソーシャルメディア:広報,広告,マーケティング業務はどう変わるのか」。このセミナーに参加する直観と縁に恵まれた人の何人かは,10年前に日本でインターネットビジネスが萌芽した頃と同じ類いの「何か」を感じ取ったはずです。 ソーシャルメディアとは,ブログ,SNS,Second Life(セカンドライフ),YouTubeなどに代表されるユーザー参加型サイトの総称です。今後,ソーシャルメディアで個人が発信する無数の情報が,マス広告やマスメディア報道にも増して,生活者の購買行動や企業のブランディングなどに大きな影響を与えることでしょう。 このセミナーでは,近日,日本語化が予定されている「セカンドライフ」に対する取り組みを,日本を代表
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く