コンピュータグラフィックの技術が飛躍的に進歩したおかげで、映像の世界では現実と作り物の区別がつかないほどの「合成された、現実にはありえない世界」を堪能することができるようになった。しかしそれでもなお、目の前で「ホンモノの造形物で作られた」ありえない世界を見せられると思わず目を向け、注目してしまうものだ。「とにかくまずは注目してもらわねばならない」広告出稿側としては、この行動様式に注目しないわけは無く、いかに強烈に(もちろん不当な方法ではなく)自社商品を見てもらうかを、広告の奇抜さで競うことになる。この辺の話は【TOXEL.COM】などが長けているのだが、今回は【Mail Online】で行われていた特集から、当方が「これはぜひ一度、実物を見てみたい」「確かにこれは驚くな」と強烈なインパクトを受けたものを紹介していくことにする。