2月に入って沢山の2006年10月~12月期の決算発表が行われています。2月7日にはサイバーエージェントの発表があったのですが、その結果を見てSydはちょっと不思議な気分になりました。 まず売上を事業の種類別セグメントで見ると、メディア事業が98億円と広告代理事業(78億円)や投資育成事業(16億円)を上回り、全体の51%を占めています。しかし、メディア事業を詳細に見てみると、その3分の2はECの売上になっています。しかもこの比率は、前年同期より高まっています。 また利益ベースでは、14億円の営業利益を上げた投資育成事業がメディア事業の損失(5.5億円)の穴埋めをし、また広告代理店事業の伸び悩み(約6000万円)をカバーする形になりました。 サイバーエージェントは広告代理事業を核としていて、最近ではブログ業界で大きな存在感を示すメディア企業としての側面も強まってきている・・・こんな印象がS