(注:ネタバレまくりです) 泣けなかった。 自分は映画で良く泣く派。 「君の名は」も「聲の形」もガン泣きした。 でも「この世界の片隅に」はまったく泣けなかった。 とてもおもしろかったし、良い作品だと感じました。 でも泣けなかった。 なぜだろう? その理由を考えてみた。 【すずさんの人生に「困難>幸福」を感じた】 描かれる当時の社会情勢はハンパなく苦しい。 ・知らない人といきなり結婚させられ知らない家族と暮らすはめに ・でもって義姉がきつい性格 ・まともに食べるものがない ・空襲で姪を失い自分の過失を責める ・自分もいつ空襲で死ぬかわからない ・手を失い大好きな絵を描けなくなるばかりか、家事もできずに嫁としての労働力にならない などなど。 「それでも彼女はたくましく生きたのです。素晴らしいのです。」 といってしまえばそれも感動ポイントなのかもしれないけど。 自分はそう感じられなかった。 そう