※ 本記事で解説している「考え方」は、R6.1.23に更新されています。更新版の解説は以下のnoteをご参照ください。 2023年12月20日、文化審議会著作権分科会法制度小委員会の資料として、文化庁の「AIと著作権に関する考え方について」の素案が示されました(以下「考え方」と表記します)。 2024年3月の取りまとめが予定されており、内容は変更になる可能性がありますが、速報的に内容を抜粋し、ご紹介いたします。 ※ 速報の性質上、内容を適宜更新する場合がありますので、ご了承ください。 「考え方」の構成生成AIと著作権の検討においては「学習・開発段階」と「生成・利用段階」とを、それぞれ分けて考える必要があります。 「考え方」でも、①学習・開発段階、②生成・利用段階に分けて、それぞれ見解が示されています。また、③生成物の著作物性、④その他の論点についての見解も示されています。 なお、分量の都合
![「AIと著作権に関する考え方について(素案)」の速報解説①|ゲーム・エンタメと法律@弁護士前野](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8c3d68b4a8ff828593f8b34068d260ed0c4b5c67/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F125141878%2Frectangle_large_type_2_fd5f7162d6976fa8255281995c802246.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)