今年7月26日に運用終了につき国際宇宙ステーションISSから切り離されたロシアのモジュールを見送る壮大な映像が話題を呼んでいる。 そのモジュールは2001年の打ち上げ以来、長きにわたり船外活動や物資の供給に貢献したドッキング室「ピアース(Pirs)」だ。 まもなくやって来る新モジュールに席を譲るため、役目を終えたピアースは再び大気圏に突入。その機体は火球のごとく燃え、残骸は南太平洋に落下した。 寄る辺ない空間で20年続いたISSとの結合を解かれ、遠ざかっていくモジュールの姿はある意味切なく、永遠の別れを惜しんでいるかのようだ。
![火の玉となって太平洋へと消えていく。国際宇宙ステーションから切り離されるモジュールの様子をとらえた映像 : カラパイア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8614e4633b80ab7f12e8c81a04586021027aa825/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fkarapaia_zaeega%2Fimgs%2F3%2F6%2F362e98f7.png)