新聞や雑誌、お弁当、乾電池、日用雑貨、衣料品、趣味の品物に至るまで、人々は生活の上で多種多様な商品、サービスを対価を支払うことで調達している。その調達元はどのような場所なのだろうか。今回は総務省統計局が2021年5月18日までに発表した【2019年全国家計構造調査】の公開値を頼りに、単身世帯における消費支出に対する買い物先別支出額の割合から確認していくことにする。 今調査の調査要目は先行記事【食費の割合が減り、家賃負担が増加…一人暮らしをする若者のお金の使い道の実情(最新)】を参照のこと。 日常生活の上で消費活動をする際に、どのような店、ルートを用いるのかは、その人のライフスタイルを精査する上では欠かせない、非常に興味深い内容に違いない。次に示すのは単身世帯における、消費支出全額に対する、消費先ルート別金額シェア。なお「消費支出」とは【エンゲル係数の推移(家計調査報告(家計収支編))(最新