出典:http://inmylife.photo/ 正直言うと、子供が生まれたときに感動はなかった。 生まれたての赤ちゃんを見て、「わ!ちっちゃ!サル!宇宙人!」と思った。周囲の人間は「かわいい」と言ってくれるが、本心とは思えなかった。こんな小さい人を育てられるのか不安にも思った。 家に連れ帰ると、泣き続け、悪魔のように思うこともあった。家庭崩壊の危機は何度も訪れるが、試練だったのかもしれない。 赤ちゃんはやがて、ハイハイし、立ち、歩き、言葉を発し意思疎通が可能となる。かわいさのピークは、3歳前後。目に入れても痛くないとはよく言ったもので、底抜けに愛すべき存在になっている。 小学生にもなると、生意気な言動が目立ち、腹立たしいことも多くなる。しかし、子供は人間関係や学業に悩む日々。どうにか乗り越えられるよう協力はするも、結局は自身で解決する問題であり、親としても悩む日々が続く。 そんなぼくで