あらすじ おかしくて少しせつない、恋と革命と音楽の物語・第2弾。 天才ピアニストにしてピアノを弾かず、人を寄せつけない蛯沢真冬をギタリストに迎えた音楽研究部。 「あたし、海に行きたいなぁ」 「どうやったら海でバンドの練習ができるんだよ」 「いや、できるよ。 実はもう別荘を借りる手筈ができている」 幼なじみ・相原千晶と、手回しのよすぎる自称革命家・神楽坂響子の一言で、あっという間に海での合宿が決定する。 海といえば海水浴!と妙にはりきる千晶、珍しく思い悩んでいる様子の神楽坂、そしてやっぱり部活に馴染みきれない真冬。 そんな三人との合宿で波乱がないわけはなく、ナオはすっかり翻弄されるが……。 レビュー 恋と革命と音楽のお話第二弾。 相変わらず音楽ネタが満載の一冊。 きっと洋楽とかクラシックに詳しい人には数割増しで面白いはず。 曲がすぐにイメージ出来るのと出来ないのとではやはり違いが出てくる。