【たま◇なま 〜ほしいものは何ですか?】 冬樹忍/魚 HJ文庫 な、なんか途中でもの凄いメタ的な発言というか、著者の魂の叫びが混じってたような気がするぞ? 原稿料とか 原稿料とか 原稿料とか ……(爆笑) この本書いてた時、そんなに原稿料のこと考えてたのか? 考えてたのか? いや、まあ頑張ってください。 相変わらず三点リーダーが多い文章で、今回なぞさらに無口無言の蒼の子がメイン級に出張り、その無反応な蒼の子に透が一生懸命話しかけるもんだから、三点リーダーの数がえらいことになってるけど、不思議とこの作品はそれでOKだと思えるんですよね。 作風からか、この著者の独特の間というかテンポに、この三点リーダーは欠かせない要素みたいになってるので。 敵だなんだというのは結局、重要な要素ではないのは最後のあっさりとした展開が物語っていますけど、この人の書くチンピラ、悪人はけっこう本気で虫唾が走る思考法で