紗友とアナスタシア二人の恋模様が中心の展開はおもしろかったんですが、 如何せん妙に読み進めづらくて仕方が無かった。 物語的な盛り上がりがないのとはまた別に、文体との相性の問題か? ちょっとしんどかったですね。 いくつかの思惑が交差する政治的駆け引き要素もあるため、 それぞれの勢力の人物名を把握しきれない。 それは単純に横文字の名前に弱いだけで、 しかもなじみの薄い欧州ロシア方面が多いということでさらに誰が誰だか。 しかも愛称とか出てくるとさらに混乱。 メモでも取りながら読まないとダメだろうか。 立夏、紗友、アナスタシア、フランらのつながりの強さの描写は印象深いが、 それ以外の重要なはずの後半部分の内容がすごく曖昧。 グレゴールの言動があれぇ? 立夏と紗友をくっつけようとしてたんじゃなかったっけ? っつーか攻撃したら紗友の印象悪くなると思うんですが。 前述のように、ヒロインズの恋模様は実によ