21-22イングランド・プレミアリーグのエバートン対マンチェスター・シティ戦で、スタンドに掲示されたウクライナ支持の垂れ幕(2022年2月26日撮影)。(c)Oli SCARFF/ AFP 【3月29日 AFP】ロシアがウクライナへ軍事侵攻したことを受け、各競技団体はロシアにかつてないほど厳しい制裁を科し、スポーツと政治を混同してはならないという従来の原則を西側諸国主導で覆した。 しかし、イスラエルとの紛争を理由に同国との対戦を拒否し、自国の選手が処分されてきたアラブ諸国では、欧州の戦争が例外扱いされたことをダブルスタンダード(二重基準)と捉える見方が多い。 エジプトのスカッシュ王者アリ・ファラグ(Ali Farag)は「(ウクライナの)現状には誰も納得していない」としつつ、「僕らはスポーツの場で政治の話をすることを絶対に許されなかったのに、突然それが認められるようになった」と話した。 「