こんにちは。 前回あーいう形でサマリ記事を読んだので、次は実際に論文を読んでみるしかないだろう・・ ということで、Twitter Heronの論文を読んでみました。 今回は前半の、Stormの問題点を記述した個所と、設計検討結果についてです。 Twitter Heron ただ、全文そのまま訳しているのではなく、読みながらそれなりに意訳や切り捨ては入っています。 Abstract Stormは長い間Twitterにおけるリアルタイム解析のメイン基盤だった。 ただ、Twitterでのリアルタイム処理データ量が多様性の増加やユースケースの追加に伴って増加した結果、Stormの制約も多く明らかになった。 Twitterには共有インフラ上で動作する、よりスケールし、デバッグしやすく、性能が高く、管理しやすい基盤が必要になった。 これらの事情を受けてTwitter内でいくつかのオプションを基に検討した